北京
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中国の張軍国連大使は現地時間22日、各国報道陣との記者会見を行い、米国のトランプ大統領が第75回国連総会の一般討論演説で主張した中国に対する理不尽な非難に反論しました。
張大使は、「中国は莫大な犠牲や努力によって、比較的短期で新型コロナウイルス感染症を抑制することができた。中国は、世界が新型コロナウイルスと戦う上で重要な貢献をした。国際社会もこれを認可し、高く評価した。誰にも否認できない事実だ」と強調しました。
張大使はまた、「気候変動に対応し、地球の環境を保護していく中国の決心は、確固たるものだ。2018年には中国の二酸化炭素の排出量が2005年と比べて45.8%減少し、予定を2年繰り上げて排出削減の目標を達成した。一方で、米国は『京都議定書』を承認しないばかりか、『パリ協定』からも離脱した。米国は世界最大の固体廃棄物輸出国で人口当たりのプラスチック消費大国であり、大量の廃棄物を発展途上国に移譲している」と指摘しました。(藍、鈴木 )