北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は23日の定例記者会見で、「中国・カナダ関係が目下遭遇した困難な局面は、私たちが望んでいないことである。中国は、カナダに中国と向かい合って歩み寄り、両国関係が再び正常な軌道に戻るよう着実な努力をしてほしい」と述べました。
カナダのドミニク・バートン駐中国大使はアルバータ大学が主催した「加中経済政策フォーラム」で、「世界の重心はアジアなどの新興国に移っており、カナダは対中関係にもっと力を入れるべきだ。中国は益々重要な役割を発揮するようになり、加中の提携は多くのことを成し遂げることができるだろう」と示しました。
汪報道官はこれに対し、「中国とカナダの国交樹立は今年で50周年を迎える。これまで50年の歩みは、健全で安定した両国関係が両国民の共通利益に合致することをしっかり物語っている。相互に尊重し、平等に付き合う原則を守ってこそ、両国関係の長期かつ安定した発展が初めて可能である」と述べました。(馬げつ・Yan)