北京
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ニューヨークの国連本部で開催中の第75回国連総会は、22日から一般討論演説が行われています。約170人の国家元首や政府首脳が新型コロナウイルス、持続可能な開発のための2030アジェンダ、気候変動およびその他重要な国際問題をめぐってそれぞれ発表します。
今総会の議長を務めるヴォルカン・ボズクル氏はこの日の一般討論演説の開幕式を主宰し、「国連創設75周年を記念するに当たって、多国間主義を強固なものにし、堅持すると共に、多国間主義の成果を受け入れる必要がある」と各国に求めました。その上で、「コロナ禍は全人類が直面する未曾有のチャレンジだ。各国は食い違いを捨て、多国間主義への承諾を再確認し、一丸となって対応することが求められている」と強調しました。
グテーレス国連事務総長は挨拶の中で、「新型コロナウイルスは警鐘にとどまらず、今後世界規模で各種試練に立ち向かう上での一つの実践でもある」と述べました。さらに「『新冷戦』を避け、『ワクチンの民族主義』に対抗し、不平等をなくす」ことなどを呼びかけました。(朱、浅野)