各国の関係と利益は、力の大きな国の言う通りにされてはならない＝習主席

　習近平国家主席は21日、国連創設75周年を記念するハイレベルサミットでテレビ会議形式で演説を行いました。

　習主席は、「国連憲章の趣旨と原則は、国際関係の処理において根本的に従うべきものであり、国際秩序の安定の重要な礎石でもある。いささかも揺らぐことなく守らなければならない。各国の関係と利益は、制度とルールによって調整するしかなく、力の大きな国の言う通りにされてはならない。大国は率先して国際法治の提唱者と擁護者であるべきで、約束を順守し、例外主義やダブルスタンダードをとってはいけない。また、国際法を歪曲し、法治の名の下に他国の正当な権益を侵害したり、国際平和・安定を破壊したりしてはいけない」と強調しました。（殷、柳川）