北京
PM2.577
3/-2
習近平国家主席は21日、国連創設75周年を記念するサミットでテレビ会議形式による演説を行いました。多くの国の有識者が、習主席の主張への賛同を示しました。
国際移住機関(IOM)のビトリーノ事務局長は「習主席は本日、多国間主義への支持を改めて表明した。これは国際連合に対する確固たる支持だ。中国は多国間主義の強化や全世界が新型コロナウイルス感染症への対応やその後の喫緊な問題の解決方法を模索する上で、重要な役割を果たしている」と述べました。
ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所・中国政治と経済部のセルゲイ・ルコーニン主任は、習主席による人類運命共同体の構築を推進するとの主張に強く賛同して、「より公正な世界秩序を構築し、多国間主義をしっかりと実践し、グローバル・ガバナンスを改善する中国の主張は、すでに幅広い支持を得ている」と述べました。
インドのネルー大学・中国と東南アジア研究センターのディーパック主任は「人類運命共同体の理念の構築やアジアインフラ投資銀行およびBRICS新開発銀行の設立は、既存のグローバルガバナンスシステムへの補強となり、また、全世界的な試練に対応するための回答でもある」と述べました。(任春生、鈴木)