北京
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湖南省を実地調査していた習近平国家主席はこのほど、建設業務労働者、貨物輸送の運転士、起業した障害者などの社会末端組織からの群衆代表と話し合い、今後5年間、つまり2021年から2025年までの国家経済と社会発展に関するアドバイスと意見を聴取しました。
写真:コメ収穫に忙しい湖南省の農家(撮影:蒋琦)
何について話し合った?「第14次五カ年計画」
中国では5年ごとに国民経済と社会発展の計画が制定されます。これは中国が発展を遂げる暗証番号とされています。来年、中国は14番目の5カ年計画を実施します。
習主席は湖南省の末端組織の幹部と群衆の代表と会談した際に、10人の代表の発言にそれぞれ返事をしました。習主席は「第14次五カ年計画」期間中の発展を図る際に、人民のために発展し、発展の成果を人民と共有することを堅持しなければならないと強調しました。
2013年11月、習主席は湖南省を訪れました。実施調査した最初の場所は鳳凰県菖蒲塘村です。習主席は村の果樹園を視察し、果樹農家の代わりに成熟したブンタンを2つ摘み取りました。この場所はその後、観光名所となりました。7年前にも現場にいた村の幹部・周祖輝さんは、今年の4月に「2020年全国向上向善好青年」に選ばれました。周さんはこの座談会に参加し、「現在、村ではオンラインとオフラインの方法でキウイフルーツ、ブンタン、ブドウなどの農産物を販売している。年間の売り上げは300万元以上に上った。2016年に村は貧困状態から脱却した」と述べました。
写真:観光客に特産を推薦する周祖輝さん
楊淑亭さんは、かつて習主席に会ったもう1人の代表です。9年前に交通事故で下半身不随になりました。その後、ネットショップを開いて造花を販売するなどし、就職に励んでいました。今は起業して数十人の障害者を雇用しています。去年5月に、楊さんは第6回全国障害者模範表彰大会に出席した際に、習主席に会い、励まされました。(任春生、藤野)
写真:2019年全国貧困脱却堅塁奮闘賞を受賞した楊淑亭さん