北京
PM2.577
23/19
世界知的所有権機関(WIPO)のフランシス・ガリ事務局長はこのほど、中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)記者の取材を受け、「中国はWIPOの重要な協力パートナーであるだけでなく、多国間主義をあくまでも支持する重要なメンバー国だ」と強調しました。
同氏は「WIPOにとって中国は非常に重要なメンバー国であり、我々のビジネスにとって非常に重要な市場でもある。中国は2019年に世界で国際特許権の申請数が最も多い国となり、国際商標の申請数でも順位は上昇し、世界で3位に上がっている」と述べました。
ガリ事務局長はさらに「中国は終始、イノベーションの活力と意欲を保っている。これは中国で続けられているイノベーション促進によるものが大きい」とするとともに、知的財産権を巡る世界の争いの解決プロセスなどの面で中国と喜ばしい協力を進められていると示しました。
同氏はまた「WIPOにとって中国はビジネスを除いても、政治面における我々の非常に重要なメンバーだ」と強調しました。(Mou、謙)