北京
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王毅国務委員兼外交部長は17日、招きに応じてサウジアラビアのファイサル外相と電話会談しました。
王外交部長は、「国交樹立30周年を契機に、両国の元首による一連の合意内容を実行に移し、『一帯一路』イニシアティブの共同建設とサウジアラビアの『ビジョン2030』との深い結びつきを推進し、両国関係のより美しい未来を切り開いていきたい」と述べました。
これに対し、ファイサル外相は「サウジアラビアと中国の全面的戦略パートナーシップは深く結ばれており、国交30周年は両国関係の新たなスタートになる。今後も中国との実務協力を深め、戦略的な結びつきを強化し、両国関係を発展させていく」と応じました。
また、王外交部長は「中国は、イエメン問題の関係各側と密接なコミュニケーションを保ち、多くのあっせん作業を行い、二国間・多国間ルートを通じてイエメンに人道支援を提供しつづけている」とした上で、「中国は、サウジアラビア側の安全面の懸念事項を理解、重視し、イエメン問題の解決に向けたサウジアラビア側の積極的な努力を高く評価する。イエメンの安定と秩序の早期回復に向け、国際社会と共に努力していきたい」と述べました。(鵬、藤井)