北京
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中国教育部は17日、「留学帰国者証明」の制度を2020年11月1日から取り止めることを発表しました。
「留学帰国者証明」は、留学からの帰国者が国内で就職、進学、海外留学の学歴と学位を証明する際の重要な証明となるもので、海外駐在の中国大使館や領事館の教育(文化)機構が発行しています。
中国教育科学院の儲朝暉研究員によりますと、「留学帰国者証明」制度の取り止めは、留学帰国者たちの帰国後の就職や生活に便宜を図るための措置だということです。
11月1日以降、関連部門は実際のニーズに基づいて、海外の大学や研究機関の入学証明資料や学位証書、卒業証書などによって留学者の身分と経歴の証明してみとめるほか、留学者のパスポートとビザ、出入国情報や渡航記録などによって留学期間の証明も可能にするということです。(Lin、謙)