北京
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石油輸出国機構(OPEC)は14日、設立60周年を迎えました。予定されていた祝賀イベントは新型コロナウイルス感染症の影響で延期されました。米国のシェールオイルの大量生産により、従来の石油産出国は厳しい状況にあります。
現在、米国、ロシア、サウジアラビアは石油生産量のトップ3を占め、3カ国は互いに競争し、また協力もしています。長期的に見れば、中国、米国、欧州は新エネルギーの開発に力を入れており、「電力がガソリンに取って代わる」時代が到来すれば、OPECの世界エネルギーにおける発言力はより一層弱まることになります。60周年を迎え、新型コロナウイルス感染症、供給過剰、石油価格の暴落などの問題に直面し、OPECはシステムと戦略を調整する必要に迫られています。(李、多部)