北京
PM2.577
3/-2
商務部の高峰報道官は10日に行われた定例記者会見で、「電化製品の製造大国である中国では、半導体の需要が増加している。中国は世界の半導体市場の成長の主要な原動力となっている」と述べました。
統計によりますと、今年1月から8月までの中国の集積回路の輸入額は1兆5000億元(約23兆円)で、昨年同期に比べて15.3%伸びたということです。
これについて、高報道官は「市場ニーズの回復が主な原因だ。新型コロナウイルス感染症がライフスタイルにもたらした変化が、集積回路の需要を刺激している。たとえば、テレワーク、遠隔教育、遠隔医療などがサーバ、パソコン、タブレット、医療機器の需要をけん引した。また、中国の5Gネットワーク建設や、サプライチェーンへの感染症の影響を考慮しての企業側の部品備蓄拡大も集積回路の輸入増加につながった」と説明しました。(鵬、謙)