北京
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習近平国家主席は4日夜、2020年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)グローバル・サービス貿易サミットであいさつを行い、中国が対外開放を拡大し続ける決意を表し、グローバル協力についての提案を出しました。これについて会議に参加している多国の有識者は、各国がいち早くコロナ禍によるダメージを乗り越えるための明確な方向性が示しされたと見ています。
世界観光都市連盟(WTCF)の李宝春常務副秘書長は「習主席の提出した三つの提案では、『共同』と『協力』がキーワードである。観光業の再開と発展は各国の共通の願いであり、世界中の人々が望むことだ」と述べました。
大手コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のハンスポール・バークナー会長は、「習主席が強調した『開放』と『協力』は極めて重要だ。グローバル貿易の成長、製品サービス、デジタルサービスはすべての人々に福祉をもたらすだろう。しかし、協力・開放・公平な競争環境が必要だ。各国は相互信頼、相互支持を強め、単なる一部だけ、一国だけの利益にこだわってはいけない」と指摘しました。
アブザビ国際金融センターはアラブ首長国連合のアブザビ政府を代表して、30社以上の企業を率いて今回のCIFTISに出展しています。当センターの中国首席代表を務める傅成鋼氏はインタビューに対し、「習主席が提出した、イノベーションに導かれた新たな協力のエネルギーを共に活性化するとの提案に共感を覚えた。中国とアブザビ政府は投資と金融サービスのイノベーションにおいて多くの協力のポテンシャルに恵まれている」と語りました。(Lin、CK)