北京
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4日に北京で開幕した2020年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)では、科学技術関連の展示がハイライトの一つです。様々な新技術、新成果、新サービスが登場し、その対象分野は感染症対策、人工知能(AI)、スマートホームなどに及んでいます。また、8つある産業別テーマ展の中、「サービスロボット・知能科学技術展示ゾーン」は、未来の働き方と暮らし方に関する展示が行われています。
記者がこの展示ゾーンを訪れた時は、ロボットが重い荷物を運ぶテストが行われている最中でした。20キロの蒸留水が入っているバケツを携え、複雑な地形を通過し、屋外での救援や捜査などの作業を実演しました。
写真(下)の大型ヒューマノイドロボットは両足による歩行のほか、水かけや物品の手渡しなどの複雑な動作もできます。会場でヨガのパフォーマンスまで披露しました。
伝えられるところによりますと、大型ヒューマノイドロボットは家事を手伝うほか、高齢者の付添や介護などでの幅広い応用も期待されています。現にサービスロボットは医療、リハビリ、高齢者介護などの分野ですでに広く応用されています。
インプラント手術の歯科医師のアシスタントをする医療用ロボット
ロボットは各業界や生活の様々なシーンに進出しています。今回のCIFTISでは国内の企業数10社のほかに、スイス、日本、米国、イスラエルなどから10数社の企業も出展しており、一部の企業が現場で新製品を公開する予定となっています。(Mou、Yan)