北京
PM2.577
23/19
中国外交部と中国南海研究院は2日、「協力の観点から見た南海」と題する国際シンポジウムをテレビ会議の形式で共催しました。
参加した国内外の人士は、「南海を平和的、友好的、協力的な海にすることは地域諸国や世界各国の共通の利益に合致する。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)各国は協力し、引き続き二本立ての戦略で南海問題を処理すべきだ。南海を国際政治の争いの場にしてはならない」との見解を示しました。
中国、フィリピン、マレーシア、インドネシア、カンボジア、タイ、シンガポール、ロシアなどからの元政府要人、高官、専門家、学者ら160人余りが南海の平和と安定、協力・ウィンウィンを維持するため積極的に提案しました。
タイのスラキアット・サティアンタイ元副首相は、「南海の平和と安定を実現するには各国の共同の努力が必要だ。域内外の各国は南海問題を政治問題化せず、協力を求め、大きな衝突を防止し、『南海行動規範(COC)』をできる限り早く達成するよう努力すべきだ」と強調しました。(玉華、多部)