北京
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習近平国家主席は8月31日夜、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領と電話会談を行いました。
習主席は会談で、「中国とインドネシアは共に人口の多い国であり、新型コロナウイルス感染症に対応するのは困難に満ちた任務である。両国は共に、人民至上、生命至上の原則をもって全力で対応作業を展開している。中国は、インドネシアが最終的に感染症に打ち勝つことを確信している。今後も引き続き然るべき支援を行い、インドネシアに力の及ぶ限りの物的、技術的援助を提供し、感染予防・抑制や診療の経験を分かち合いたい」と述べました。
これに対し、ジョコ大統領は「今年はインドネシアと中国の国交樹立70周年に当たる。新型コロナウイルス感染症が発生する中、両国は密接な往来を保った。インドネシアは中国と貿易、投資や人、文化など各分野での交流と協力を強化したい」と語りました。
また、習主席は同日夜、モロッコ国王のムハンマド6世と電話会談しました。
習主席は、「現在、新型コロナウイルスは依然としてパンデミック(世界的大流行)の段階にあり、人類が最終的に感染症に打ち勝つことにおいてワクチンが鍵としての役割を担う。中国はモロッコと、ワクチンの開発と生産での協力を積極的に推進したい」と述べました。
これに対し、ムハンマド6世は「モロッコは中国を最優先の協力先にしている。経済貿易、科学技術など各分野で双方の協力を深めたい。また、中国とワクチンの開発、買い付け、生産面での協力を強化したい」と語りました。(玉華、浅野)