北京
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米ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授はこのほど受けたインタビューで、「米国の一部の人が提唱した『対中関与政策失敗論』は事実と合わない」と指摘しました。
ポンペオ国務長官がニクソン大統領図書館で先ごろ行った講演について、ヴォーゲル名誉教授は「講演の多くの内容は極めて極端で、事実を根拠にしていない。特に中国人民と中国共産党との関係を誤って判断した」と述べました。
米国の一部の人が口にする「中国との対抗はワシントンのコンセンサス」という観点について、ヴォーゲル名誉教授は米国の100人余りの元政府高官、専門家、学者が昨年発表した公開状を例にとって、「米国の多くの研究機関、更には米政府内部において多くの人が目下の極端な観点に反対している」とした上で、「現在、多くの中国人留学生が米国で勉強している。双方の企業も深く混ざり合っている。今後も米中両国は依然として協力に努めていくべきである」と強調しました。(hj、浅野)