長江中下流の主流、洪水警戒が完全解除へ

2020-08-30 15:00 CRI

　長江水利委員会によりますと、初歩的な見通しとして、長江中下流域の主流の洪水警戒が30日、31日に完全に解除されるということです。

　8月中旬、長江2020年第4号、第5号洪水はわずか80時間の間隔で上流で発生しました。めずらしい複式の洪水に対応するため、長江水利委員会は上流の複数のダムを最大限に利用して、洪水の緩和に取り組んでいます。

　同委員会によりますと、総合的な対策が洪水防止・水難軽減に顕著な成果をあげたということです。複式洪水の発生期間中、三峡ダムと上流のダムは累計で190億立方メートルの洪水をせき止めました。そのうち、三峡ダムは108億立方メートルに上ります。これにより、上流の金沙江、岷江における洪水が重なって大洪水になるのを防げたほか、中下流域の洪水防止の圧力を緩和することができました。（李、星）

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