北京
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イラン政府と国際原子力機関(IAEA)は26日、核査察での協力に関する共同声明を発表しました。声明によると、イランは、IAEAによる核関連施設への査察に便宜を図るため、IAEAが指定した2施設へのアクセスを自主的にIAEAに提供するとのことです。
IAEAのグロッシ事務局長は24日にテヘランを訪問し、イランのロウハニ大統領、ザリーフ外相、イラン原子力庁のサレヒ長官とそれぞれ会談しました。イランとIAEAは一連の会談後に発表した共同声明で、両者は2016年1月から暫定的に適用された「包括的保障協定」と「追加議定書」の完全履行に向けて協力の強化と信頼の醸成に努めることに合意したと発表しました。
声明によると、IAEAによる施設2カ所への査察実施日も合意されました。(雲、柳川)