世界経済フォーラム2021年次総会、来年夏に延期

　ジュネーブに本部を置く世界経済フォーラムは26日、新型コロナウイルスの影響でもたらされる安全のリスクを考慮したとして、2021年の年次総会を1月から夏に延期することを明らかにしました。

　世界経済フォーラムが同日発表したプレスコミュニケによりますと、延期の決定は簡単なことではありませんでした。なぜなら、世界経済は世界の指導者が心を一つにして回復の道をともに検討し、ポストコロナ時代に「世界の復興」を図る時期に来ているからです。しかし、専門家は来年1月の開催は安全ではないと判断しました。

　世界経済フォーラムは同日、来年1月末にはテレビ会議の形でハイレベルの「ダボス対話」を行い、世界の主な指導者を招いて世界の動きについての見方を共有することも発表しました。（Mou、浅野）