瀾滄江・メコン川協力、中国はオープンな態度を＝外交部

　外交部の趙立堅報道官は25日の定例記者会見で、瀾滄江・メコン川協力第3回首脳会議の成果について、「中国は今年からメコン川流域5カ国に対し、瀾滄江の一年間の水文データを提供することを発表した。中国は上流に位置する国として、水資源協力におけるオープンで透明性ある態度を示している」と述べました。

　瀾滄江・メコン川協力第3回首脳会議は、李克強総理とラオスのトンルン・シースリット首相の共同主催により24日にビデオ会議方式で開かれました。会議では「ビエンチャン宣言」が発表され、政治や安全保障分野での協力パートナー関係の強化、経済と持続可能な発展の面での協力、社会交流と人的交流および文化交流、瀾滄江・メコン川協力メカニズムにおけるパートナー関係の強化などについて共通認識が確認されました。（閣、謙）