北京
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シンガポールのリー・シェンロン首相は8月20日、大統領官邸で同国訪問中の楊潔チ政治局委員と会見しました。
楊政治局委員はその際、「習近平国家主席とシンガポールの首脳が2015年に結んだ時代とともに進む全方位パートナーシップは両国関係の方向を明示している。新型コロナウイルス感染症の猛威に直面し、双方は互いに見守って助け合い、産業チェーンとサプライチェーンの安定的な流れを保障し、新型コロナ対応での協力を着実に進めている。今年は中国シンガポール国交樹立30周年に当たり、両国関係は新しい歴史の出発点に立つ。中国側はシンガポール側と連携し、新型コロナ対応の成果を揺るぎないものとし、『一帯一路』、『陸海新通路』の構築に取り組み、イノベーション分野での協力を切り開き、両国の協力を一層発展させていく」と述べました。
これに対し、リー・シェンロン首相は「シンガポール側は中国側とのハイレベル往来を緊密化させ、二国間の協力メカニズムを生かして、アセアン・中国関係の発展を推進していきたい」と述べました。(hj、浅野)