WHO事務局長：感染拡大防止における若者の役割が大きい

   世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長は12日、若者は感染症の重症化リスクが高いグループではないが、感染拡大の抑止において重要な役割を果たし、共同で責任を担っているとの考えを示しました。

   これは同氏がWHOと国連教育科学文化機関（ユネスコ）の共催による国際青少年デーのオンラインフォーラムで発言したものです。

   同氏は、若者の主張に耳を傾け、感染症対応で彼らの参与を奨励し、権力を与え、活動のパートナーにするよう、各機構や各国政府に呼かけるとともに、今日と未来の健康問題に立ち向かうに当たり、若者の参与が非常に重要であることから、政治決定の中でより大きな役割を果たすよう若者に呼びかけました。さらに、世界は若者のイノベーションと新たな観念を頼りにしており、大胆に考え、勇気をもって行動するよう若者を励ましました。（Mou、多部）