感染者数が500万人突破　米国の感染症対策は極めて不十分＝外国メディア

　米国のジョンズ・ホプキンス大学が発表した最新統計によりますと、今月9日の時点で、米国の新型コロナウイルス感染者は505万人以上、死者数は16万2000人に達したとのことです。

　米国のケーブルテレビおよび衛星放送向けのニュースチャンネルCNNは、「米国の新型コロナウイルスの感染者は全世界の総数の4分の1に達し、死者の数も世界で最も多い」と指摘しました。ロイターが発表したデータによりますと、平均すると米国人の66人に1人が新型コロナウイルスに感染したとのことです。

　ビル・ゲイツ氏はインタビューで、「驚くべきは、米国政府がずっと新型コロナウイルスの検査問題を改善しないことだ。それに、既存の検査は時間がかかり過ぎる」と示した上で、「米国のように混乱している国はない。感染発生初期のさまざまな過ちに政治的要因も加わって、米国は全く検査を重視していないことが示された」と指摘しました。（玉華、坂下）