北京
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シガツェ市ドンパ県帕羊鎮はカイラス山へ行く途中に必ず通る道であるため、地元の人々にビジネスチャンスをもたらし、神山宿場がここに建てられました。純粋な牧畜業の町としては珍しく、観光施設の整備や観光客数の増加により、町の25%の人がすでに牧畜業から観光サービス業に移っているとのことです。

2016年にオープンした神山宿場は、1期と2期に分かれており、1期には主に宿場ホテルと宿場広場が建設され、2期には演出センターと観光客受付センターが建設され、2019年に完成し正式に運用を開始しています。

地元の人々が神山宿場で鍋庄舞踊(チベット族の民間舞踊の一つ)をしている様子
神山宿場が建設されていなかった当時、帕羊鎮全体の年間観光客数は4、5万人ほどでしたが、昨年建設されて運用が開始されてからは、15万人の観光客が訪れました。 今年は感染症の影響で、観光客はこれまで4万人ほどにとどまっていますが、年内に10万人に達すると予想されています。(取材・写真:趙雲莎)