北京
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オーストラリアのモリソン首相は5日、米コロラド州で開かれたアスペン・セキュリティー・フォーラムで行った演説で、「意気投合する国家とインド・太平洋連盟を作ることはオーストラリア政府の優先事項である。中国の発展を歓迎し、中国が地域やグローバルの安定維持に果たす役割を期待している」と述べ、「TikTokを排除する必要はない」との考えを示しました。
これに対し、外交部の汪文斌報道官は6日、北京での定例記者会見で、「中国は終始、平和発展の道を歩み、永遠に覇を唱えず、対抗をしない。平和・協力・発展・ウィンウィンへの追求は阻止できない時代の流れであり、世界各国の人々の共通の願いでもある」と示しました。その上で、「オーストラリア側の関連発言に留意しており、その態度を言葉から実際の行動へと移すことを望む。中国とオーストラリアの全面的戦略パートナーシップにふさわしく、地域の平和と安定に有益となることを多く進めてほしい」と述べました。(Lin 星)