北京
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英紙ガーディアン(電子版)は3日、英医学誌ランセットのリチャード・ホートン編集長による「この反中国感情の波は、西側のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)対応の失敗を覆い隠す」と題した署名入り文章を掲載しました。
文章は、「このパンデミック(世界的大流行)の最初から、中国はますます増える国際的な精査と批判にさらされている。米国政府をはじめとする西側諸国の政治家は、中国への攻撃を拡大し、『新冷戦』の条件を先導している」としました。
文章によりますと、現在の反中国感情の波は、不快なものとなり、さらには人種差別主義や中国恐怖症へと発展し、国際平和と安全を脅かしています。中国の14億人は、現在世界を取り巻いている経済的ショックの影響を避けられないということです。
文章はまた、「医学と医療科学は、国家間の新契約の確立を助ける。コロナ禍は、友人間の妥協、尊重、誠実さを示す時だ」ともしています。(殷、柳川)