中国メディアと記者への政治的抑圧の停止を米国に求める＝外交部

　当面、米国駐在中国メディアの記者のビザ延期届が批准されていないことを受けて、外交部の汪文斌報道官は4日の定例記者会見で「米国は直ちに中国メディアと記者に対する抑圧を止めるべきだ」としました。

　汪報道官は「今年5月8日、米国が駐米中国記者のビザ滞在期限を90日間と大幅に短縮し、3か月ごとに改めて延期を届け出なければならないとした。中国メディアの記者はいずれも米国にビザの延長届を出したが、明確に返事された者は一人もいない」と事情を説明しました。

　汪報道官は「米国は報道の自由を誇示する一方、中国メディアの米国での通常取材を干渉しており、米国の報道の自由の虚偽性をさらけ出した」と指摘しました。（ヒガシ　CK）