北京
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現地時間先月31日、世界保健機関(WHO)が緊急委員会会議を開き、新型コロナウイルス感染症の進捗について検証しました。1日に発表された会議の声明で、WHO緊急委員会は当面の感染状況を「世界が注目する突発的な公共衛生事件」として、感染抑制のために持続的で長期にわたる投入が必要としました。
テドロス事務局長は会議で、「6カ月前に最高レベルの警報を鳴らした際、中国以外で確認された症例は100例にも満たなかったが、ここ半年の進み具合は驚かせるものだ」として、「パンデミックは100年に1度の危機である。影響は今後数十年に及ぶだろう」との認識を示しました。
また、WHOの緊急委員会は、「感染対策には各レベルの持続的で長期にわたる投入、診断試薬、治療薬およびワクチンの研究を速める必要がある」と強調しました。
WHOの先月31日の感染報告によりますと、世界で一日の新規確認患者数が30万人近くとなり、感染が拡大して以降、最高記録を更新したということです。(ヒガシ、星)