北京
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中国銀行の27日付発表によりますと、2020年第1四半期のオフショア人民元指数(ORI)は1.38%で、19年第4四半期末より0.03ポイント上昇し、目標値を0.05ポイント上回りました。20年第1四半期末、多くのオフショア人民元市場における人民元預金残高は増え、海外の中央銀行が人民元資産を政府準備資産に組み込む規模は2215億ドルとなり、過去最高を記録したということです。
中国銀行は、「第1四半期のオフショア人民元指数は上昇の勢いをキープしており、オフショア人民元預金、貸付残高、債務・融資額が増え、備蓄通貨としての役割が強くなった」と分析しました。
20年第2四半期に多くの国や地域で操業再開が進められ、世界の金融市場が徐々に安定する中、中国経済はいち早く回復し、輸出入は好転しています。国内外の状況はオフショア人民元市場の発展に有利となっています。中国銀行は、「20年第2四半期のORIは成長を保ち、1.39%になる」と予想しています。(殷、柳川)