北京
PM2.577
23/19
米大統領選挙までちょうど100日となった26日、米国のCNNテレビ、CBSニュース、全国放送会社(NBC)がアンケート調査の結果を発表しました。トランプ大統領の支持率は「フロリダ州、アリゾナ州、ミシガン州など、2016年に行われた大統領選で勝利を得た重要な地域で、いずれも民主党候補のバイデン氏より下回っている」としています。これとは別にAP通信の調査では、回答者の8割以上が、米国は誤った方向に向かって進んでいると考えており、トランプ大統領就任後の最高を記録しました。4か月前には、国は正しい方向にあると考える人は42%でしたが、現在は20%にすぎず、トランプ政権に対する人々の不満の程が窺えます。
感染症予防の面で、トランプ政権のやり方を支持する人の比率は3月より12%減って32%となり、教育、医療政策を支持する人もわずか36%です。このほか、トランプ大統領が最も得意とする経済分野について、米国の経済状況が良好だと考える人は1月の67%より30ポイント近く減少し、わずか38%に過ぎませんでした。
情報によりますと、トランプ大統領の全米での支持率はバイデン氏より9.1%低く、総選挙まで残り100日の時点で、トランプ大統領の置かれた状況はきわめて暗澹としたものと見られています。(殷、坂下)