北京
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カイラス山はインドやネパールとの国境に近いチベット自治区ガリ地区プラン県内に位置しています。カイラスはチベット語で「雪山の王」を意味し、海抜6656メートルです。
カイラス山はチベットの原始宗教であるベンゼン教、チベット仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教によって神山として奉じられ、「世界の中心」と呼ばれています。 山を歩くことで人の魂が浄化され、願いがかなうとも信じられています。毎年ここにはインドやブータン、ネパール、中国にいるチベット族の巡礼チームが絶え間なく訪れていて、何千年も続く伝統になっています。また、トレッキングにもおすすめの場所で、5月から9月までがベストシーズンということです。(取材・写真:趙雲莎)