北京
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米国の医学専門家150余名がこのほど公開書簡を発表し、「重要かそうでないかを見極める必要がある。経済再開策を即時に中止し、民衆に新型コロナウイルスに関する本当の情報を伝えるべきであり、段階的な開放策は感染拡大がある程度抑え込まれ、効果的な検査と濃厚接触者の追跡が可能になってから試みるべきだ」と強調しました。
この公開書簡はトランプ大統領、連邦政府、各州知事に宛てたもので、「米国は、感染者と死者の数が世界最多となっているにもかかわらず、経済の再開を進めている。これは新たな感染者と死者の急増につながっている。この状態が継続すれば、11月1日には死者数が20万人を突破する恐れがある」と指摘しました。
さらに、「外出自粛令が実行された3月に政府は感染拡大を効果的に抑えこむことができず、慌てて経済活動を再開した」としており、「為政者が専門家の意見に耳を傾けることを望んでいる。米国にとってベストなのは経済活動の再開ではなく、より多くの人命救助に最善を尽くすことだ」と強調しました。(朱 謙)