北京
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習近平総書記は企業家との座談会で「われわれは力を集中して自身のことにしっかり取り組み、国内の超大規模市場という優位性を十分生かし、国内の大循環を主体とし、国内と国際の二重循環が相互に促進するという新しい発展の枠組みを形作る必要がある」と指摘しました。これに対し、各業界各地区の企業は演説の精神を心に銘記し、社会主義現代化プロセスでより大きな役割を果たせるよう取り組んでいくと表明しています。
習総書記は「産業チェーンとサプライチェーンの現代化レベルを引き上げ、科学技術のイノベーションを力強く推進し、コア技術の難関攻略を速め、発展の新しい優位性を急いで築き上げていく必要がある」と強調しました。
これについて山西省太原鋼鉄ステンレス精密鋼帯有限公司の王天翔経理は、「今後、国が設けたイノベーション・プラットフォームを中心に、5G分野の非磁気材料など新製品の研究・開発を継続し、重要なコア技術の難関攻略を速めていく」と述べました。
現在、保護主義が台頭し、世界経済が低迷し、市場が縮小しています。楽観を許さない外部環境に直面して、習総書記は「力を集中して自身のことにしっかり取り組まなければならない」と強調しています。これについて中国一重集団の劉明忠会長は「技術イノベーションは企業の命に係わるもので、世界の視野をもって世界的レベルをめざし、技術の封鎖と独占を打破しなければならない」と述べました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年は多くの企業が苦境にたたされています。中聯重科株式有限公司の傅玲副総裁兼チーフエンジニアは「今年、感染拡大のチャレンジに対し、国内市場を生かし、その潜在力を掘り出してきたことで、上半期の純利益は前年同期比55%伸びた」と述べました。(Mou、Yan)