北京
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駐米中国大使館報道官が発表した談話は以下の通り。
現地時間7月13日、米国務省は声明を発表し、中国とASEAN(東南アジア諸国連合)地域諸国の南海の平和と安定を守る努力を無視し、南海の客観的事実と「国連海洋法条約」などの国際法を恣意的に歪め、南海地域の緊張情勢を誇張し、中国と地域諸国の関係を挑発し、中国側を不当に非難しました。中国側はこれに断固として反対します。
現在、南海情勢は全体的に平和で安定しており、持続的に好転しています。 中国と関係各国は海上問題協議メカニズムを通じて対話・意思疎通を保ち、海洋関連分野の協力を促進しています。中国とASEAN諸国は「南海行動宣言」を全面的かつ効果的に実行する枠組みの下で、「南海行動準則」協議を積極的に推進し、重要な進展を絶えず遂げています。
米国は南海関連の紛争の当事者ではないにもかかわらずしきりに手を出し、「航行と飛行の自由を守る」という看板を掲げて他国の領海領空を大々的に侵犯し、世界の各大洋で横暴を働いています。中国側は米国側に南海の領土主権問題で立場を持たないという約束を確実に順守し、地域の国々が南海の平和と安定を守る努力を尊重し、地域の平和と安定の妨害者、破壊者、撹乱者にならないよう促します。(雲、北田)