北京
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米ジョンズ・ホプキンス大公衆衛生大学院ヘルス・セキュリティセンターのトム・イングルスビー所長は現地時間12日、地元メディアのインタビューを受けた際、「新型コロナウイルスの感染状況が日増しに深刻化する中、トランプ政権は学校を再開させる『最後通告』を出そうとしている。これは誤ったやり方だ」と指摘しました。
イングルスビー所長は、「学校再開は様々な課題に直面している。今、安全を保障しながら再開せよというのは、他人を欺き自分をも欺くことだ」と述べました。その上で、「正しいやり方は財政面で学校を指導・支援すること。そして、国や州の公衆衛生指導を守るよう促すことだ」と呼び掛けました。
また、「ウイルスの学校での感染拡大には依然として不確定性がある。専門家はすべての答えがわかるわけではない」と強調しました。(玉華、北田)