北京
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新華社通信がジュネーブから伝えたところによりますと、世界保健機関(WHO)は9日、独立したグループを設置し、世界での新型コロナウイルス感染拡大の対策を評価し、大まかな評価報告書を11月に発表することを宣言しました。
WHOのテドロス事務局長は同日、会員国向けのコミュニケをまとめ、「新型コロナウイルスのパンデミック防止対応独立グループ」はニュージーランドのヘレン・クラーク元首相とリベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ前大統領がともにリーダーシップをとることを明らかにしました。同グループは11月に大まかな報告書を提出する見込みで、来年5月のWHO年次総会で実質的な報告書を出すことになります。
テドロス事務局長によりますと、独立グループは、新型コロナの感染拡大期間に何が起きたのか、同様の悲劇の再発を防ぐためにどのような対策をとるべきか、国際社会に示します。
またテドロス事務局長は「我々が直面する最大の脅威は新型コロナそのものではなく、世界と各国にリーダーシップと団結が不足することだ。我々は一丸となってこそ新型コロナに打ち勝つことができる」と述べました。(Mou/浅野)