北京
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7月6日、中国・アラブ諸国協力フォーラム第9回閣僚級会議がビデオ方式で開催され、会議は団結して新型コロナウイルスと戦う「共同声明」と、「アンマン宣言」、そして今後2年間の「行動計画」という3つの成果文書を発表しました。王毅国務委員兼外交部長は「今回の会議は中国とアラブ諸国が手を携えて疫病の感染症に打ち勝つ強い決意を示している。また、相互支持、運命を共にする確固たる意志を明らかにし、実務協力、共同発展の前進経路を計画した」と表明しました。外交部は7日午前、関連会議の状況について記者会見を行いました。
外交部アジア・アフリカ局の王鏑局長は、「今回の会議はヨルダンの首都アンマンで開催される予定だったが、感染症の影響でビデオ形式で開催されることになった。会議は王毅国務委員兼外交部長とヨルダンのサファディ外務・移民大臣が共同で主宰し、基調演説を行った。会議では戦略的パートナーシップの深化、運命共同体の構築など双方が共に関心を持つ問題について意見を交わし、共通認識に達した」と説明しました。
王国務委員は演説の中で、「2年前、習近平主席は北京で中国とアラブ諸国が全面的協力、共同発展、未来に向けた戦略的パートナーシップの構築を宣言し、双方が運命共同体を構築することを提案した。この2年間、双方の共同努力の下、各分野の協力が全面的に推進され、戦略的なパートナーシップの構築が実り、中国とアラブ諸国の運命共同体が根付きつつある」と述べました。
会議で発表された団結して新型コロナウイルスと戦う「共同声明」は、中国とアラブ諸国が団結の強化、協力の促進、相互支持、感染症の共同抑制を共に強調しました。また、「アンマン宣言」の中では、双方が中国・アラブ諸国サミットを開催することで合意し、新時代に向けた中国・アラブ諸国運命共同体の構想をサミットの議題に盛り込むことで合意したとのことです。(雲、CK)