北京
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ドイツのアルトマイヤー経済相は5日付の独紙「ビルト日曜版」でのインタビュー記事で、「感染症の危機によるドイツ経済の落ち込みは秋に終わる可能性があり、遅くとも10月から回復に向かい、経済成長は2020年にマイナス6%を予想しているが、2021年には5%以上の成長を達成できるだろう」という見通しを示しました。
アルトマイヤー経済相は「ドイツで過去数カ月に講じた感染症対策は、経済に深刻な影響を与えたが、それよりも重要なのは、感染症が抑え込まれたことである」と示しました。そして、「米国の新型コロナウイルスの大流行が世界経済に深刻な影響をもたらす可能性がある」と警告し、「米国の新規感染者数を非常に憂慮しており、同国での制御不能な大流行は世界経済に重大な影響を与えている」と示しました。
アルトマイヤー経済相はまた、米政府は米国企業が開発した抗ウイルス薬レデシビルの大規模買い付けを批判しました。
さらに、「国際社会が共同してウイルスと闘っていくしかない。このことを米大統領にも知ってほしい」と強調しました。(雲、CK)