北京
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「アフリカサミット&指導者会議」のオンラインシンポジウムに出席するケニヤッタ大統領(大統領官邸より)
ケニアの複数の主要メディアが5日に伝えたところによりますと、ケニアのケニヤッタ大統領は現地時間4日夜に行われた「アフリカサミット&指導者会議」(ISCP-Africa)のオンラインシンポジウムで、「アフリカ大陸は資源が限られたものの、各国が前向きな姿勢で新型コロナウイルスの感染拡大の防止に取り組んでおり、世界の多くの地域よりもしっかり対策ができている。アフリカには12億の人口があり、累計患者数が40万人あまりで、死者数は1万人であるのに対し、米国の患者数は総人口の15%を占め、感染者の致死率が7%に達している」と述べました。
ケニヤッタ大統領はまた、感染状況は今後数か月の中に悪化する可能性があり、アフリカ諸国は慢心してはならないと警鐘をならし、他国をあやかり、データに基づいた政策決定を行い、効果ある措置を講じるとともに、定期的で透明な交流を行うよう呼びかけました。
なお、「アフリカサミット&指導者会議」はアフリカ諸国をはじめ、世界60カ国の元国家元首、国会議員らからなり、対話と協力を通じて世界で注目される課題の解決方法を模索し、提案する国際的ネットワークです。(Mou、Yan)