北京
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23/19
ブラジルのサンタカタリーナ連邦大学の専門家チームは2日、サンタカタリーナ州の州都・フロリアノーポリス市で昨年10月から今年3月までの下水道水サンプルを分析した結果、昨年11月時点で新型コロナウイルスが存在していたとする調査結果を公表しました。
「2019年11月、ブラジルのサンタカタリーナの下水で新型コロナウイルス発覚」と題するこの研究報告はサンタカタリーナ連邦大学14人の研究者によるものです。
同研究に参加した教授によりますと、研究者はフロリアノーポリス市で、毎月の下水道水の凍結サンプルを定例的に検査する際に、昨年11月のサンプルから新型コロナウイルスを発見しました。当初、科学者たちはこの結果を疑っていましたが、その後、違う実験室で異なるウイルスマーカーを用いて二次試験を行ったところ、一貫して一致したということです。(雲、星)