「大湾区の声」論評:香港で国家安全を維持する要は法治にある

2020-07-02 23:00  CRI

 中央広播電視総台(チャイナメディアグループ/CMG)傘下のラジオ局「大湾区の声」は2日、「香港で国家安全維持する要は法治にある」と題した論評を配信しました。以下はその内容の抜粋です。

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 国家の安全、社会の安定、法治の秩序、これらは香港が発展する上での前提である。先頃、香港で国家安全を守る上の法律に「抜け穴」があったため、国家の安全を著しく害した行為や活動への対応に力が不足していた。そのため、社会の憎みや分断、暴力の傾向が悪化しつつあり、個人の自由と生命の安全が脅かされ、法治と安全における香港の世界でのイメージが著しく損害された。香港ですでに一年続いた混乱状態が示されたように、国家の安全と法治の完備がなければ、香港の繁栄と安定もあり得ない。香港で国家安全を維持するには、法に基づいたガバナンスが極めて重要である。

 香港国家安全維持法のタイムリーな公布は、衆望にこたえている。同法は香港社会の最大多数の訴求と希望に確実にこたえており、「一国二制度」というトップダウンデザインを出発点に、香港での国家の安全、公共の安全と個人の安全に最も基礎的な保障を提供しており、香港の法治基盤の維持に力強い保障を提供している。

 法治の生命力は執行にある。香港国家安全維持法が実際に効果を上げるには、強力な執行メカニズムの構築が必要である。同法が可決後、香港特別行政区政府と関係部門は相次いで、国家安全維持の職責を全力で支持・履行すると表明している。同法の施行後、銅鑼湾と湾仔辺りでデモ参加者による不法な集会が開かれたが、香港警察当局は断固として法執行に取り掛かり、香港国家安全維持法に違反した容疑のある10人を含め、約370人を逮捕した。中でも、警察官を刺した1人の暴徒が夜闇に紛れて逃走しようと企んだが、空港で警察に身柄を拘束され、関連報道を耳にした香港市民は手を叩いて賞賛していたことが分かった。

 香港国家安全維持法の施行と執行メカニズムの完備につれ、香港特別行政区の法的秩序が力強く守られ、外部勢力による干渉が力強く抑制され、香港により安全で安定した、調和のとれた便利な社会環境が作り出せるに違いない。(CRI論説員)

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