北京
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貴州省大方県羊場鎮
緑が広がる湖南省湘西州花垣県雅酉鎮
柿の木が植えられた広西チワン族自治区恭城県
ビワ栽培を行う重慶市涪陵区南沱鎮睦和村枇杷山
国家林業・草原局は30日、耕地を森林に戻す「中国『退耕還林』事業実施20年(1999-2019)白書」を発表しました。白書は、「この20年間で中国は計5174億元を拠出し、3434万ヘクタールの耕地を森林に戻した。この面積は同時期の世界全体の4%以上を占めている」と明らかにしました。
この事業は全国25の省・自治区と新疆生産建設兵団にある2435の県に及んでいます。造林面積は同時期の全国総数の40.5%を占めています。対象地域の森林カバー率は平均で4ポイント以上増えたため、生態環境は大きく改善されました。この20年、事業の実施により、農家の収入増加と貧困脱却が促進されています。これまでに全国の農家4100万世帯が事業の実施に参与し、1億5800万人が利益を受けたということです。(殷、星)