北京
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23日、中国は「北斗3号」衛星測位システムの最後のグローバルネットワーク衛星を成功に打ち上げ、予定を半年間繰り上げて任務を完遂しました。この動きを含め、北斗衛星測位システムの歩みは西側メディアから高く注目されています。
英BBC放送は同日、「中国は『北斗3号』最後の衛星を軌道に投入しており、宇宙における中国の重要な地位をさらに推し進めた。中国は、宇宙開発分野で米国の有力な競争者となっている」と報道しました。
報道では、「中国の北斗測位システムは55個の衛星で構成されており、全世界をカバーする位置測定サービスの提供が可能である。中国は将来、米国の全地球測位システム(GPS)に依存しなくても済むようになる」と伝えています。
また、英紙「ガーディアン」は、「中国は『北斗』星座の最後となる人工衛星を打ち上げた。北斗システムは米国のGPSと似ており、中国は宇宙大国としてさらに一歩前進したことを示している」としました。
英紙「デイリーメール」は、「GPSと競合、中国は6カ月繰り上げて北斗測位システムの最後の衛星の打ち上げに成功」と題した記事を配信し、「中国が独自のグローバル測位システムを整備したことで、米GPSシステムへの依存を減らし、宇宙空間での実力と評判を高めていく」としました。(雲、Yan)