中国の感染対策から学ぶこと＝イギリスメディア

　イギリスメディアのスカイ・ニュース（Sky News）のサイトが22日に記事を掲載し、「新型コロナウイルスの第一波の感染では、イギリスが中国から学び、実践するのが遅かったが、第二波では同じ誤りを繰り返してはいけない」と呼びかけました。

　記事では、「北京の感染対策の中に学びに値するものが沢山ある」と示し、さらに、「すべての感染対策において、最も肝心なのは迅速さである。北京は迷うことなく学校を閉鎖し、ジムやバーなどの公共施設に対して規制を行った。また、感染者を受け入れる施設の確保にも迅速さが求められる。感染者が多くない場合は、大規模な施設を備える必要はないが、感染が拡大した場合、政府は速やかに施設規模を拡大させなければならない。過去2週間、北京は新たに26の検査センターを建設し、検査能力を倍に増やして、１日23万件の検査が可能になった。現在、すでに230万人に対して検査を実施した。中国はイギリスのように、コロナ接触追跡アプリを開発するのではなく、携帯通信会社がユーザーの位置データを公開するよう求める措置を取った」と報じました。（閣、星）