北京
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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が18日に発表した報告書によりますと、2019年末時点で戦争や迫害が理由で居住地を追われた世界の難民の数が世界人口の1%に相当する7950万人になったということです。
ガザ地区のシャティ難民キャンプで遊ぶ2人の子ども(6月7日)
今回発表された「グローバル・トレンド」と題する報告書は、国連が定めた「世界難民の日」である6月20日に先駆けて発表されました。この報告は「2010年以降の世界の難民の数は2019年末時点で7950万人になり、そのうち子どもが3000万~3400万人であることが予想される。多くの子ども達が大人の親族の元を離れている」とし、「大勢の人々が、長引く難民生活を続けており、故郷に戻れずにいる。1990年代と比較すると、ここ10数年の間は最終的に家へ戻れたという人が著しく減少している」と明らかにしました。(閣、謙)