北京
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米国で新型コロナウイルスの深刻な感染情勢が続く中、2018年のノーベル経済学賞受賞者であるポール・ローマー教授が中国の報道機関の取材を受け、「米国は中国武漢の感染症対策を参考にすべきだ」と強調しました。
ローマー教授は「中国は武漢で大規模な核酸検査を実施し、感染拡大を食い止めた。われわれ米国もこの取り組みを参考にする必要がある」と指摘した上で、「もし米国が当初から武漢の経験に学んでいれば、感染者の数は最低限に収まっていたはずだ。武漢の対応モデルおよび中国政府の対応策などを参考にする必要がある。そもそも感染症は抑制できるものであり、われわれはその方向に向けて対応すべきだった」と強調しました。(朱 謙)