北京
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現地時間3日、米報道の自由追跡システムの統計によりますと、これまでの1週間、米国で200件近くの報道の自由を侵す行為があり、この数字は過去3年間の年統計平均値を上回っているということです。米各大手メディアの報道によりますと、CNN、MSNBC、CBSおよび海外主流メディアの記者数人がミネソタ州の黒人への白人警察暴力事件によって引き起こされた抗議活動を報道する際、警察に暴力を振るわられていたことが明らかになりました。
『タイム』の報道では、「記者に対する攻撃や嫌がらせは未曾有のレベルになった」と書かれています。
米報道の自由追跡システムは非営利組織、報道の自由財団(FPF)によって開発されたもので、米国内で報道の自由に違反する行為に対して監督管理しています。『タイム』の報道によりますと、過去3年間で、追跡担当者が毎年米国で発生した100から150件の報道の自由に違反する事件を記録していましたが、最近、調査担当者の処理量が平均値を超えているということです。
米報道の自由追跡システムは最近、少なくとも192件の報道の自由を侵す行為を記録しました。
CNNのオマー・ヒメネス記者は、抗議デモの様子を生中継で伝えていたところ、警察に手錠をかけられ連行されました。
記者が理由なく警察にゴム弾と催涙ガスによって追いやられました。
リンダ・ティラド撮影記者が左目をゴム弾に打たれ、永久に視力を失いました。
米VOXの報道では、トランプ政権はこれによって大きな課題に直面しなければならないとして、「警察が全国的な抗議活動を報道する記者に手を出すことは、米国の世界でのイメージを損なうしかない」と指摘しました。(ヒガシ CK)