北京
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6月8日は「世界海洋デー」及び「全国海洋宣伝の日」です。今年のテーマは「マングローブを守り、海洋生態を守る」です。
海南省東寨港のマングローブ(撮影:馮爾輝)
マングローブは熱帯や亜熱帯地域海岸の潮間帯湿地において、マングローブを主とする常緑高木や潅木からなる植物群落の総称です。海水の浄化や防風・防波、製炭材、生物多様性の維持などの面で大きな役割を持ち、「海洋のフィルター」や「緑の肺」などと呼ばれています。さらに絶滅の危機にある水禽の重要な生息地、魚やエビ、蟹、貝類の繁殖地でもあります。
シオマネキ(撮影:馮爾輝)
セイタカシギ(撮影:馮爾輝)
飛び立つ鳥たち(撮影:馮爾輝)
中国には37種のマングローブがあり、広東省、広西チワン族自治区、海南省、福建省、浙江省などに分布しています。
現在、世界にあるマングローブの35%がすでに消滅し、また毎年1~2%のスピードで減少しつつあります。中国では、マングローブは一時的な減少の時期が過ぎ、現在は数少ない増加する国の一つになっています。現在、中国にあるマングローブの55%が保護されています。(閣、星)
マングローブの栽培(撮影:馮爾輝)