北京
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中国政府が7日に発表した「新型コロナウイルス肺炎の予防・抑制に関する中国の行動」と題した白書は中国の感染症との戦いの時系列の経過と実際のデータを詳細に列挙している。これは中国の感染症予防・抑制活動がオープンで透明性があり、全世界の公衆衛生の安全に対する強い責任感に基づいたものでもあることを体現している。
新型コロナウイルス感染症の発生以来、中国は感染症との戦いで終始オープンで透明性があり、責任ある原則を堅持し、国内外にタイムリーに情報を発表し、各方面の懸念に積極的に対応し、国際社会との協力を強化してきた。ムハンマド=バンデ第74回国連総会議長は、中国が感染症の予防・抑制活動の過程で示した指導力と透明性は模範とするに値すると評価している。
中国の感染症との戦いの全過程は検証可能であり、全世界に向けた「実況中継」であるとさえ評価され、時間と歴史の検証に完全に耐えうるものだ。これに比べて、中国を中傷し、攻撃する米国の政治家たちは、中国が感染症流行の初期に国際社会に発した明確な情報を無視し、自国の感染症対策や救命を疎かにしてきた。その結果、感染症の爆発的な流行、収まりのつかない事態を招いた。彼らは自身の職務怠慢を覆い隠すために、公然と責任転嫁を行い、デマをでっち上げて「中国のせいで時期を逃した」として事実無根な事柄を並べている。白書は、「これは14億の中国人民、ウイルスにより生命を奪われた犠牲者、数百万の中国の医療関係者にとって極めて無礼だ」と厳しい口調で反対を示している。責任転嫁によって自身の問題を覆い隠すことは無責任であるばかりか不道徳でもあり、中国はいかなる濫訴や賠償請求の要求も決して受け入れない。
中国はウイルスの被害を受けた国であり、全世界の感染症との戦いに貢献している国でもある。ウイルスという人類共通の敵に直面して、国際社会はいっそう団結し、偏見と傲慢を捨て、利己主義や他者への「責任転嫁」を排斥し、汚名化の行為と感染症の政治問題化に反対するべきだ。(CRI論説員)