北京
PM2.577
23/19
外交部の耿爽報道官は5日の定例記者会見で、「新型コロナウイルスの世界的大流行を一日も早く封じ込めるため、中国は今後も人類運命共同体の理念を持って各側と密接に交流し、ワクチンの研究開発とコロナ対策の国際協力に努めていきたい」と述べました。
記者会見前日の4日にテレビ会議の形で開かれた「ワクチン世界サミット」について、耿報道官は「このサミットで、各国はワクチンの研究開発における協力を強化する共通の思いを伝え合い、コロナ対策における国際社会の自信と決意が表明された。中国は、サミットの成果を歓迎している」と示した上で、「サミットで挨拶に臨んだ李克強総理は、ワクチンの研究開発とコロナ対策の国際協力における中国の積極性を伝え、ワクチン開発において世界保健機関(WHO)がリーダーシップを発揮することを引き続き支持するとともに、治験と研究の成果が一日も早く市場に出回り、世界に安全・効果的・高品質な公衆衛生製品を提供できるよう取り組んでいきたいという中国の姿勢を表明した」と語りました。(ミン・イヒョウ 謙)